穴があったら潜りたい

この台詞、誰が最初に使い出したのかな? 記憶にある限りではスタパ斎藤なのだが。国産機でゲーム(非エロ)にはまっていました、なんて人なら思わず頷いてしまうであろう名言だと思う。ひろ〜い世界を船やら飛行船やらを駆使して飛び回るよりも、閉塞感漂う迷宮の中をうろつく方がよっぽど楽しいと思うのですよ。だってどうせゲームじゃ街なんて進行度を表すための記号に過ぎないし。基本的に一度通過した街に戻る事ってあまり無いじゃん。ストーリーという道路があって、それに沿って順番に訪れるだけの存在だから旅をしているって気分にゃなれないのよね。街だから人を配置しなきゃ不自然と思っているんだろうけど、大抵の場合どうしようもない役割しか与えられないメッセンジャーなのも興醒めの一因かね。
個人的な理想は街…と言うかベースキャンプが一つあって、そこを拠点に侵攻するタイプ。まぁようするにWizとかグランディアXとかあの辺。街中を歩くってのもいらないや。ADVライクにコマンド選択オンリーで十分。BUSIN0やって思ったけど、NPCの台詞回しや地の文だけで十二分に世界観を構築できますわ。
なんか凄い勢いで逸れていったけど、BUSIN0の感想をば。もともとエクス2までの繋ぎのつもりで手を出したのだけど、かなり面白いねこれ。細かい点で不満が山積みだけど*1、穴があったら潜り隊にはたまらんゲームかも。ただ個人的にはバランスがかなり辛めに感じる。ガンガン首は刎ねられるしMPはなかなか増えないし。ノーリスクロクトフェイトが有るからどうにでもなるけどさー。

*1:バグ、操作性全般、主人公がいるシステム、ランダムで決められる性格、買い戻しが出来ない、どんぶり勘定な戦闘時の数値計算、良く刎ねられる首etc