世に棲む日日1・2

吉田松陰の一生と、彼の遺志を(それなりに)受け継いだ高杉晋作の物語。吉田松陰と言えば幕末の思想家で歴史上の偉人なんだけど…。なんだけど、この本を読んでの感想はちと尊敬に値する人物と自分は思えないな、と。人物として好感が持てるかはさておき、『英雄的行動を取る自分』に酔っているように感じてしまうのがなぁ。思想家である故なのかも知れないけどね。