遥かなるまわり道の向こうで

Amazonで注文したSATA4P-PCIが到着、さっそく10号機(仮)のSATARAID-PCIと交換。どうせならカードのBIOSも更新したいよね〜とSil社からBIOSと書き換えツールをダウンロードして実行してみると、チップが見つからないよと怒られてしまう。どうもWin用のユーティリティでは上手く認識できない事があるらしい。じゃあDOS用ツールを…と思ってみてもFDDなんて無いですよ。悩んだ挙句FreeDOSをCDブート。DOSが起動したは良いものの、NTFSのせいかHDDにアクセスできずCDドライブのドライブレターも分からず*1BIOS書き換えツールを実行できません。どうしたものかと頭を抱えましたが、死蔵していたUSBメモリを挿してみたらCドライブと認識したのでこれ幸いとUSBメモリから書き換えツールを実行…5分ほど待っても"Loading BIOS"から表示が変わらず思わず青くなるも、一応メモリのアクセスLEDが時折光るので半ば自棄になりつつストレンジジャーニーに逃避。10分ぐらいしてモニタを見ると成功していました。やれやれと思いながらOSを起動してドライバをインストール、その後システムドライブ以外のHDDを全てボードに繋げ、全ドライブを正常認識している事を確認して一安心。
で、折角内部作業をしたりOSを再起動したりやっているので、改めてシステムドライブのアクセス速度を計測してみると3MB/s、愕然とするほど遅い。いろいろ調べてみるとどうやらPIO病のようですよ?SATAなのに。レジストリをいじったりしても全く改善が無く、更に試行錯誤の最中にプライマリマスター以外の検出を切っている事に気付く。もしかしてこれ有効にしていればオンボードSATA-1も認識したのでは……。まぁ今更だよねと苦笑いしながらもさらに情報を漁っていると、IDEモードで使っていてもSATARAIDドライバ入れないと駄目みたいな話が。遥か以前にそんな事をしたような記憶があるなぁと思いながらRAIDドライバを入れてみると、デバマネ上でIDEコントローラが消え、RAIDドライバ上でシステムドライブを認識するようになり転送モードもDMA133で動作!アクセス速度を調べると70MB/sとまともに。ようやく一段落付きそうです。

*1:後から調べたらX:らしいが…総当たりで調べても読めなかった気がする。