可逆圧縮万歳、と言うわけで本格的にFlac形式を利用する為の準備を開始。変換に使用するのはやはりFoobar2000(Ver0.9.6)。初めはMP3と同じようにトラック毎にファイルを作成する方法を採用しましたが、それでは面白くないのでmulti-track file形式でエンコードして１ファイルに纏めてみました。ファイルの作成自体は楽チンでしたが、まず初めに引っかかったのがファイル名生成のルール。まずファイルを作成する際にAlbum ArtistやArtistタグ情報を見ている関係で、変換前のファイルによっては出力ファイルが１ファイルに纏まらない。これに気づくのにちょっと時間が掛かってしまいました。これについては今までArtistタグしか使用していなかったのをAlbum Artistも使用する事にして回避。次に、Albumタグからファイル名を生成できますが、タグ情報で使用出来てもWindows上のファイル名では使えない文字があるので$replaceを使用して"/"を"／"に、"|"を"｜"に置き換えるように設定…しましたが、何故か"/"も"|"も"_"に置き換わる。おっかしいなぁと思い調べてみると、どうやら先にfb2k内でファイル名として使えない文字を"_"に置き換えた上でユーザーが作成したName Formatを見ている模様。これはファイル作成後に手動で修正するしかないかも。さらに今更気づいて驚いたのが、Title Formattingで正規表現が使えない事実。Album名が"hogehoge Disc1"と"hogehoge Disc2"となっているファイルも最終的に"hogehoge.flac"に纏める為に"\sDisc\d"とか" Disc+"みたいな感じにしたかったのですが、なんかプラグインを導入しなければ正規表現は使えず、しかも新しいFoobarでは使えないと来た。愕然としましたが、$replaceが複数の文字列の置換が出来ると分かったのでこれで代用。最終的にConverterに登録したPatternはこんな感じ。
['['%album artist%']' ]$replace(%album%,$char(12316),〜, Disc1,, Disc2,, Disc3,, Disc4,)
こんな感じで２枚組のCDも全て１ファイルに纏めるぜー、と作業を進めていましたがその途中で何故か上手くcueシートが埋め込めない現象が。問題が起きたのは２枚組のCDだったので１枚ずつ作成してみると両方とも正常に作成可能。その２つのflacファイルから改めて１ファイルを作成してみると…やはり失敗。なんでーと思いながら調べてみると、どうもトラック数が100を超えたのが原因のようだ。単体のcueシートを作成して確認してみたが、Foobarそのものがトラック数が100を超えるcueシートそのものを読み込んでくれない模様。Ver0.8.3では普通に読めるのに…。ならばとそのcueシートをmetaflac.exeで直接埋め込んでみようとしましたが、そちらでもトラック数が100を超えていると怒られてしまいました。サントラみたいなトラック数が多いもので２枚組・３枚組のものは１ファイルに納めるのは無理だなぁ。
で、今悩んでいるのはAlbum Artistの名前の付け方。普通のアルバムなら問題はないのだけれど、サントラやドラマCDはどうしたものかと。販売会社を入れるべきか、ゲームやアニメのタイトルを入れるべきか、そのまんまサントラ/ドラマCDと入れるべきか。この手の分類や区分けを考えるのは好きなのだけど、なかなか上手い方法が思いつきません。
