さらばMalchut号

2年ほど二十四時間稼働マシンとして働いていたMalchut号ことTS-ASL3が昇天されました。フリーズしていたのでリセットしてみたらブート→Win起動画面で謎の再起動のループに陥り、電源をACアダプタから普通の電源に変えたところ今度は通電は確認されても*1BIOS画面にすらたどり着かない。まぁ前からしばらく通電していない状態から電源を入れるとBIOS画面が出るまで数分掛かるという真空管みたいな症状があったし、コンデンサも幾つか妊娠していたのでこりゃいよいよ駄目だと見切りました。
タミさんを購入して行き場を失っていた所にC3載せて二十四時間稼働マシンとして再び使い出したんだよなぁ、と多少感慨にふけりながらヒートシンクを外そうとしたら…外れない。リテンションが引っかかっているのかしらと斜めに力を入れて見た所、不思議な手応えと共に外れたのでヒートシンクをひっくり返してみたらCPUがへばりついていました。グリスが接着剤代わりになっていたのね。CPUのピンはぐんにゃり曲がってしまい、もう利用できそうにありません。Ezra-Tの933なんて今更入手できないのになー、ちぇっ。
で、Malchut号が無いと色々面倒なので死蔵状態だったKaether号のうち、BN860Tを新生Malchut号として再生させる事に*2。さて、このマシンは長持ちしてくれます事やら。

*1:TS-ASL3はメモリへの通電を視認できるように発光LEDを搭載。本来は電気が残っている間にメモリを抜いて壊さないための物らしいが。

*2:Kaether号の名前を持つM/Bは二枚ある。どちらもEDENだったので間違って同じ名前を付けちゃったから。